田舎で農業を始めませんか!

 このホームぺージは日本の農業は高齢化が進み、若手が農業に就業する人数は増えてきていますがまだまだ足りていません。 日本の農業の現状と課題について掘り起こし、株式会社パソナ農援隊、一般社団法人日本経営士会はこれらの課題の内、農業をやってみたいという潜在ニーズを掘り起こし農業経営定着まで支援をするためのホームページです。

写真は北海道農政部農政課より

農業の現状ー1

まずおさえておきたい日本農業の現状
 
下図のグラフにあるように日本の農地は約30%減少、その分耕作放棄地が増え、農業従事者の年齢が平成7年256万人が平成27年175万人へと減少しています。
その後、AIによる概要では基幹的農業従事者は2023年時点で約116.4万人まで減少しています。
注:このホームページの情報は、ほとんど農林水産省、総務省の令和7年時点の情報です。

遊休農地を放置した場合に課税の強化
 遊休農地を減らすために農地法が改正されました。この法律は農業委員会が、農地所有者に対し、農地中間管理権の取得に関し農地中間管理機構(機構)と協 議すべきことを勧告した農業振興地域内の遊休農地が対象となります。      この勧告が行われるのは、機構への貸付けの意思を表明せず、自ら耕作の再開も行わないなど、遊休農地を放置 している場合に限定されます。
平成29年度より実施。
 
耕作放棄地の地域と農業従事者の年齢の割合
 最近10年間の全国の耕作放棄地面積率は、昭和31年基準、約30%(令和6年)へと増加しています。また、高齢化が進むほど耕作放棄地面積率が増加する傾向にあり、特に中国地方では、その傾向が強くみられます。

神奈川県西部地方でも耕作放棄地が散見されます。

写真は小田原市近郊の耕作放棄地

農地バンクとは
 農地バンクは令和5年度より、市町村が、「協議の場」の結果を踏まえ作成した「目標地図」を含む、「地域計画」の達成に資するよう、地域計画に位置付けられた者に農地の貸借等を行います。
 また、地域計画外の区域についても、必要に応じて農業委員会が農地バンクに対して農用地利用集積等促進計画を定めるべきことを要請する等により、農地バンクを通じた権利設定は可能となっています。
 このため、農地の貸し借り等のご相談については、該当地域の、地域計画の策定主体である市町村または農地利用最適化業務を行う農業委員会にお問い合わせください。また、農地バンクにも相談窓口を設置していますので、お気軽にお問い合わせください。
https://www.maff.go.jp/j/keiei/koukai/kikou/nouchibank.html#toiawase
以上出典は農林水産省のホームページ

写真は北海道農政部農政課のホームページ

新規就農者育成総合対策

新規就農者育成総合対策

政府の取り組みは
新たに農業を始めたい方に新規就農者育成総合対策を:
農業人材確保推進事業
 農業経営・就農支援体制整備推進事業のうち経営・就農サポート事業
 改正農業経営基盤強化促進法に基づき、都道府県が農業経営・就農支援センターとしての機能を担う体制を整備し、就農等に関する相談対応、希望に応じた市町村等関係機関への紹介・調整、農業経営の改善、法人化や円滑な継承等に必要な助言・指導などを行う取組を支援をしています。
 
例 道府県農業大学校や先進農家等で研修を受ける場合、研修期間中に月12.5万円(年間最大150万円)を最長2年間交付します。この制度は変更される頻度が高いので最新の政策を調査下さい。
 
新規就農者が抑えて頂きたい事項とは
 農業経営には人、モノ(農機具等)、資金と農業に特有の農地があります。
就農するためにはまず農地の取得から始めます。地域の農業委員会に相談をしますが農地は先祖伝来の農地のためすぐ貸すか、売却してくれる農地はまずないと考えたらよいです。
一つの方法としてまずは当該地方の農業法人に就職して、実績と信用を得てこの方には農地を貸してもよいと思えるようになるのも一つの方法です。
 
経営開始資金
 新規就農者を支援するための資金で、主に以下の内容があります。
交付額: 新規就農者は、最大150万円を受け取ることができ、夫婦で就農する場合  
    は1.5人分の交付が可能です。
対象者: 認定新規就農者が対象で、申請には市町村を通じて行う必要があります。
支援期間: 経営が安定するまでの間、最長3年間の支援が行われます。
この資金は、農業経営を始める際の初期投資や運営資金として利用されます。 
 
小規模事業者持続化補助金
 既に農業を始めている小規模事業者に人気の「小規模事業者持続化補助金」は、以下のような制度です。
目的: 小規模事業者が販路開拓や業務効率化にかかる経費の一部を国が補助する制 
   度です。
申請条件:従業員が20人以下
補助金の使途:販路拡大、農業機械購入、チラシ配布等
補助率:2/3
補助額上限(通常枠):50万円
補助額上限(特別枠):200万円
インターネット、直売所等で農作物を直接消費者に販売する場合等に使う例もあります。
道の駅、小売店などJA以外の出荷先があります。
系統出荷の収入のみで経営している個人農業者は対象外です。
例えばJAのみで経営している個人農業者は対象外。
 
地域おこし協力隊
 都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組です。隊員は各自治体の委嘱を受け、任期はおおむね1年から3年です。
 
その他下記の補助金もご参考
経営開始資金、経営発展支援事業、青年等就農資金

神奈川県二宮町のオリーブ園

地方公共団体の支援は
 自治体による担い手の誘致と、荒廃農地を活用した農業移住者への支援
地方公共団体(都道府県・市町村等)および国が実施している「新規就農」への支援制度には、資金援助、研修・教育、農地・施設整備、税制・融資など、多岐にわたるものがあります。
 制度は自治体によって内容・要件が異なるので、具体的にはお住まいの地域の自治体に確認するのが重要ですが、一般的な支援内容を以下にまとめます。
主な制度・支援内容
認定新規就農者制度
新たに農業を営もうとする人が「青年等就農計画」を作成し、市町村がそれを認定する制度。
認定を受けると、様々な優遇・支援措置が利用可能になります。
「青年等就農資金」の無利子または有利な利子での貸付(設備・施設・機械の取得など)
 
「経営開始資金の交付(就農直後に収入が不安定な期間を支えるための給付金)
就農準備資金
就農前の研修を受ける期間、収入がない・少ない期間を支えるための資金。研修機関で学ぶための費用や生活費補助が含まれることがあります。
 
経営開始資金・経営発展支援
就農後、経営を安定させるための初期投資(施設・機械・設備等)の補助や貸付、また営農技術や販売ルートの確保など経営力強化を支える支援。
 
無利子・低利融資制度
認定新規就農者等を対象に、機械・施設取得等のための融資を無利子または優遇金利で行う制度。保証人・担保の要件が緩いことがあります。
 
自治体独自の補助金・助成金
市町村や都道府県が、地元の実情に応じて設けている助成制度。たとえば、農業実習・体験、資格取得の助成、農地賃借料・家賃の補助、設備取得の補助、住居の支援など。
 
研修・技術支援・相談窓口
農業改良普及センター・JAなどが就農希望者を対象に研修や相談を実施。現場での実習や先進的な営農ノウハウを学ぶ機会の提供。
 

小田原市の直売所

農業の現状ー2

新規就農者が抑えておきたい日本農業の現状には「農産物と年齢別従事者の割合」も抑えておきたいデータです。

上記で読み取れるのは49歳以下の農業従事者の割合の高い順番に並べると。酪農、施設野菜、花き、肉用牛、露地野菜、果樹類、水稲・陸稲の順です。特に低い水稲と果樹類は参入したくとも提供してくれる田畑がないとか、果樹は植樹後収入を得るまで年月を要するためもありそうです。

最近の農業技術の進展度合い、AI、DX、スマート農業

農業の現場では、ロボットやAI、IoT等の先端技術や農業データを活用し、農業の生産性向上等を図るスマート農業の取組が広がりを見せています。          
 スマート農業は、担い手の減少・高齢化や労働力不足に対応するとともに、化学肥料や化学農薬の削減等環境負荷低減に役立ち、みどり戦略実現の鍵となるものです。また、令和4(2022)年12月に閣議決定した「デジタル田園都市国家構想総合戦略」においても、その柱の一つである「地方に仕事をつくる」の中に、スマート農業の取組を位置付けています。
 農林水産省は、スマート農業技術を実際の生産現場に導入して、その経営改善の効果を明らかにするため、令和元(2019)年度から全国205地区でスマート農業実証プロジェクト(以下「実証プロジェクト」という。)を展開しています。農研機構が実質的に管理、運営をしています。
農研機構:国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 本部は茨木県つくば市にあります。各地域にも研究センターがあります。

出典 農林水産省 スマート農業のホームページ

スマート農業の現状

ロボット系
ロボットトラクタ、自動アシストコンバイン、UAV(UAVとは「Unmanned Aerial Vehicle」の略であり、無人航空機全般)、可変施肥、肥料散布ドローン、遠隔操作草刈り機、ラジコン草刈機、リモコン草刈機、遠隔操作草刈機、除草、防除、農薬散布ドローン、軽労化、アシストスーツ、運搬、水管理システム、自動操舵システム、リモコン式草刈機、農薬散布ドローン、自動操舵トラクタ等があります。
データを活用した生育支援
 水管理システム、農業版ICDの導入及び運用支援(ICDとは、国際疾病分類(International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems)の略称で、病因や死因を分類し、統計データを体系的に記録・分析するためのものです。
 露地品目(タマネギ等)および水稲(業務用米)において、収穫量・気象データ・生育データ等、農業生産に係るデータをまとめて蓄積・見える化する。環境センサー(土壌などの栽培環境データの取得・可視化)の活用。             ドローンを活用した栽培管理(センシングデータ等の活用) 自動水管理システム等。
経営支援ツール
経営管理システムRightARMの導入および活用支援(ライトアームは、赤字農業の現場から生まれた経営支援ツールです。生産・収支の「見える化」と「計画管理」を通じて、農業をもっと安定した、成長可能な産業へ導きます。)生産管理支援システム
農産物の輸出も将来の視野に
 この数年で日本の農産品の輸出は急激に増加しています。しかしオランダは耕地面積が狭いながらも、世界第3位(2019年)の食料輸出額を行っています。
 オランダは限られた農地を有効活用するため、高収量品種の育種や多収技術の開発、農作業の機械化や資材規格の統一等による生産コスト削減に努めており、資本・労働集約型の施設園芸(下記の注参照)や酪農・畜産による高収益作物の生産の特化が進んでいます。施設園芸では、トマト、パプリカ、キュウリ、花き等を生産をしています。
○主要農産物は、花き類(チューリップ等)、てん菜、ばれいしょ、玉ねぎ、トマト、生乳、豚肉等。
下表は農林水産省の資料から追加加工したデータです。品目別に合計した表ですが、農業を志す人には
将来輸出も視野に入れて頂きたく作成しました。
注:施設園芸農業とは、ビニールハウスやガラス温室といった「施設」を利用して作物を栽培する農業形態を指します。

日本とオランダの品目別栽培量

この表から読み取れるのは日本とオランダの人口比較ですオランダは日本の15%です。しかし、ばれいしょは3.3倍栽培、てん菜は2.0倍、牛乳は1.3倍です。またオランダの人口は日本の15%しかいないのに、タマネギ、トマト、豚肉などは日本と同じくらい生産をしています。日本人の緻密な能力を生かして将来計画には輸出もテーマにしていただきたく考えます。
 
てん菜:カブ科に属し、その根からは砂糖の一種で、無色透明で光沢のある結晶を持ち、淡白な甘味が特徴を持つしろ糖(白下糖)をとることができます。以下に農林水産物・食品の各種データを載せました。

農林水産物・食品輸出額

写真は北海道農政部農政課より

新規就農者の準備

新規就農者の準備としてまとめると
 
◎就農の理念・夢・ビジョンを持つ
 
 前にもお伝えしましたが、特に農作物は天候に左右される場合は計画通り収穫 
 が得られない年もあります。この山谷の谷を乗り越えるには理念・夢・ビジョン 
 を持つことが大事です。谷の場合でも操業時の理念を思い出し乗り越えて
 下さい。
 
◎栽培する作物を決める
 
 稲作、野菜、果物、畜産などどの分野に進むかを決めます。今までの情報と情報    
 収集から、どの方面に進むか決めます。
 
◎耕作地を決める
 
 現在居住している近くか思い切って遠方に居を移すか、耕作する作物を決めたら 
 各地域の自治体のネットを調べたり直接電話、場合によっては出かけて直接担当 
 者の意見を聞くなどして決める。
 
◎土地の売買又は借用契約等
 
 耕作地と生産する分野が決まれば、土地探し賃貸か売却かきめ契約、住む家探   
 し、アドバイザーを決め、就農準備金などは補助金など探し申請をする。作物
 によっては農機具など購入、新品より経費削減のため中古物件も検討する。
 
◎年間の活動計画作成
 
 この計画は一人では無理なのでその分野に詳しいアドバイザーと一緒に作成す 
 る。この計画表作成は何月にどのような仕事をするか解り、病害虫の発生など 
 何月に発生するか解り新かじめ対処する心がまえを作っておくことが大事です。 
 以下に示す収支の把握は少し、くわしいですが計画表に何月にどのような費用 
 が発生するか決め係数でも管理する習慣をつけるとGAPなどを目指すには良い 
 習慣になります。
 
◎農業経営を永続させるためには収支の把握を
 
ここでは農業経営のための代表的な勘定科目を列記します。農業における勘定科目は、農業経営の財務活動を正確に記録し、分析し収入増加をはかります。農業経営にはどのような収入・費用が発生するか把握します。
 
収入関連の勘定科目                            農業収入関連の勘定科目には、農産物の販売による「売上高」、自己資金、補助金の受領、賃貸収入など。
 
経費関連の勘定科目                           労務費、資材費、機械維持費、電気・水道費、輸送費など。
 
固定資産関連の勘定科目                         土地、建物、機械装置、農業用車両、果樹など、長期にわたって利用される資産これらの科目は、資産の購入、維持、減価償却などを記録し、資産の価値と経営の財務健全性を把握します。
 
農業経営者は収益性を分析し、経営戦略を策定し、投資の意思決定を行います。
 
サラリーマンですが、農業を始めたいと思います。どのような事に気を付けるべ  きでしょうか?  
 
農業に参入する場合も自分の夢、考えをしっかりと持つこと。
 
好奇心が旺盛、情報を収集して、自分の計画に結びつけることができる前向きで楽観的な性格。
 
誰とでも気軽に話せる人。
 
定期収入が期待できない事業なので最悪、収入が少ない年のことも考える。
 
体力が必要で早起きもできる人。
 
改善する意欲があること。
 
金銭の入りと出が勘定科目ごとに把握して、今後の計画に役立てられる。
 
近くの市民農園などで経験してみるのも一つの方法
 
 まずは近くの市民農園で1,2年野菜等育ててみる。その折転作可能か、有機で行ってみるか、雑草との闘い等経験してみる。近くに市民農園を長くやっている方に教えてもらうなどする。                         また近く農業を実施中の農家に聞くことをおすすめします。また近くの役場の農政課等に相談する。

神奈川県西部の町民農園

日本経営士会の「環境経営」の講座、其の後「地方創生」のワークショップ

当会として支援可能な事業

 農業移住者向け研修、農業技術アドバイザー、補助金作成支援       一般社団法人日本経営士会は全国各支部に経営コンサルタント、環境コンサルタント (サステナ経営、SDGs経営コンサルタントも兼ねる)がいますから、身近に相談可能です。日本経営士会と連携している株式会社パソナ農援隊は長年にわたり日本農業の支援を行っています。

株式会社パソナ農援隊・一般社団法人日本経営士会として支援可能な領域
 農業移住者向け研修・農業経営塾・農林漁業ビジネス経営塾・農業経営アドバイザー 有機農法支援、DX支援、ワークショップ支援 ビジネスモデルの構築  6次産業化・ 農商工連携支援、補助金作成支援

株式会社パソナ農援隊は
 株式会社パソナグループの関連会社で農業の関係人口の創出を目指し、地域の企業や組織、学校が参加できる畑でのコミュニティづくり具体的には一般の市民、町民も参加し畑で採った野菜等をその場で料理し農業に関心を持ってもらう取り組みです。                                  
 農林水産省の農起業促進プラットフォーム INACOMEを展開中です。農山漁村にある自然、ものづくり、文化など、まだ発見されていない資源をさらに活かすため、新しい考えや自由な発想を取り入れる時代が訪れています。 起業促進プラットフォーム「INACOME」(イナカム)は、農山漁村における豊富な資源とやる気溢れる人材、そして必要な資金を組み合わせ、農山漁村地域に新たなビジネスを生み出すことを目的とした、Webプラットフォームです。

一般社団法人日本経営士会は
全国各支部に経営コンサルタント、環境コンサルタント(サステナ経営、SDGs経営コンサルタントも兼ねる)がいます。全国12支部があり身近で相談可能です。
  各支部とは北海道、東北、北関東、埼玉、東京、千葉、南関東、中部、近畿、中国、四国、九州、台湾(台湾特別支部は戦前からの能率技師が台湾でも活躍していましたが支部として創立されました。)
 日本経営士会の創立の経緯は昭和26年、国の経済安定本部が経営コンサルタント団体作るべきと進言され戦前からの能率技師、大学の経営学教授が中心に作られたいわば官製の経営コンサルト団体で、今年で74年を迎えました。
関連ホームページ
 
一般社団法人日本経営士会 https://nihonkeieishikai.com/topcms/
 
一般社団法人日本経営士会 環境経営士 https://www.compact-eco.com
 
株式会社パソナグループ
 
https://www.pasonagroup.co.jp
 
株式会社パソナ農援隊
 
https://pasona-nouentai.co.jp

以上